アラフォーから始めるハイエースのある生活

夫婦と子供2人 ハイエース初心者のブログ

スタッグしたらどーすんの❓

こんにちは😃スポ根ママです(^O^)/❗️
以前、夫ジャンボが悩んでいた
『スタッグした時どうしよう問題』
について、私なりの意見を出してみました❗️❗️

機械的な難しい話も少しありますが、最後まで読んでくださいね🎵

この記事の流れ

1 はじめに

過去記事で、うちのハイエースにはスタッグ時のけん引方法に問題があると考えていましたが、今回は女性目線も含めてその対策について考えてみました。

先に答えを言うと、「最後は諦める」と言う答えになっちゃいますが、諦めるまでの対策をどれだけ準備するかが大切なのかなと思いまとめてみました。

 

2 4WDなのにスタッグするの

4WDと言えば、レジャーで積雪地域へスノーボードに行ったり、砂浜のある海へ行く事などを考えればとても心強いですよね。

私は4WDなんてどれも一緒で車高とタイヤ次第でどんな道でも難なく走れるものだと思っていました。

どうやら違うらしいです...。

⭐️デフについて寄り道⭐️

**そもそもデフって何よって話**
曲がる時にアクセルを踏むと、回りやすいタイヤの方にエンジンの力を振り分け、負荷がかかって回しにくい方には力を振り分けない事で左右の動きの差を調整し、曲がりやすくしているのがデフの役割です。
(大丈夫です。私は未だに消化不良です👍)

私は何度も説明を聞いて「ふ〜ん。やるじゃん、デフ。」って感じんですけどね....。

ジャンボが何やら勉強している記事がありますので、ご参照下さい。

 

確かに日常生活で、アスファルトの上で運転するだけならそれでいいのですが、4WDに期待する場面は違いますよね~。

やっぱり、ぬかるみ雪道等の場面で前輪駆動や、後輪駆動では動けなくなる状況でも難なく脱出・通過できることに期待していますよね。

ハイエース4WDのスタッグ脱出への弱点は、前後それぞれがオープンデフで、左右の空転です。
タイヤ1本がスタッグしても残り3本でカバーできます。
前2本又は後ろ2本でも、路面の傾斜の影響を受けなければ抜け出すこともできます。

☝️左右片側2本又は対角2本のタイヤが同時にスリップ(対角スタッグ)するような場面(全輪スリップ等は問題外です❗️)では、空回り(=抵抗・負荷がない)のタイヤにエンジンの力を伝えてしまい、肝心の路面を捉えている方のタイヤに力が入らない状態になり、結果、抜け出せなくなります。
よく、LSD純正オプション社外品で付けておられる先輩方がおられます。

「じゃあ、うちのも。」
と思いますが、我が家のハイエース6型ですが、5型以降現行モデルまでトヨタセーフティセンス(TSS)とLSDは二者択一となっているのです。

そして、2021年8月の一部仕様変更後のモデル(6.5型と言われるモデル)はと言うと
 TSSを外すというオプションがない
 結果、純正LSDのオプションがない
 社外品LSDがあるが高価

という変更が加えらています。

また、LSDをした場合、

メリットは、悪路の走破性の向上。
デメリットは、モノにより日常生活の運転(ハンドルと一杯切った時等)で異音がする可能性がある。

が考えられます

高価な社外品を付けたりするのは勇気がかなり必要で、もしかすると、つけたばっかりに異音がするなんて事も考えると

「そこまでいる❓」

と思ってしまいます。

4WDなんてどれも同じと思っていましたが、ややこしい話ですよね。

 

3 けん引ロープをどこに引っ掛けるのか

スタッグ等をした後の話です。

自力で動けなくなったら
・通りがかりの人に助けを求める
・レッカー等のロードサービスを呼ぶ
という選択肢になります。

で、どうしますか?
車はよく2t〜3tの鉄の塊と言われます。
しかし、いくらそう呼ばれても不用意に一方向から車体を引っ張ろうと、力を加えれば、最悪の場合には、折れたり曲がったりします。

それでもけん引が必要な場合そんな時のために、車は工場から出荷後、キャリアカー等で運ばれる時には、あらかじめフロントやリアに備わっている大きなネジ穴等にけん引フックを取り付けてあり、納車時にはボディカラー等のカバーで隠れています。

そして我が家のハイエースTRDフロントスポイラーを付けています。

これが問題を大きくしております。
写真左ノーマルフロントバンパー
写真右TRDフロントバンパー
です。
写真左↑↑にはノーマルバンパーにある四角い牽引フックを取り付ける穴のカバーが判ります。
写真右に同じカバー等は見えません。


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そうです。穴がフロントスポイラーに隠れて無くなったのです。
このフロントスポイラーにドリルで穴を開ける強者ブログ先輩がおられました。

うーん🤔、こうなるとフロントからけん引はダメですね...。

リアはどうでしょう。
リアはバンパーの裏手に牽引用フックがあります。

しかーし❗️これでハイエースのリアをけん引するとテンションのかかったけん引ロープがバンパーに当たり、割れたり凹んだりして傷付く事は想像しやすいと思います。

バンパーにロープが干渉しないようにけん引するのはかなりの条件が必要でユーザーとして覚悟が必要ですね。

後付けフックというものがありますが、車両総重量約3t(最大積載時)のを一点で引けばモノによっては、曲がってしまうこと請け合いなので、カッコよさ重視のフックでは、勇気が要ります。

ハイ❗️という事で完全に詰みました。

けん引は、
既に損傷している
損傷による損失を覚悟しなければ脱出できない状況
である事を見極めて行わなければならないということになります。

 

4 スタッグ対策

基本に立ち返ります。

まず、スタッグするような場所に行かないと言われるとそこまでですが、残るは自力救済力UPです。

⑴ スコップ

ここ掘れワン🐶
スタッグした時にタイヤを回してなんとか抜け出そうとアクセルを吹かしてみるのですが出れません。
そして、何度もやっているとタイヤが砂や泥に埋もれてしまいます。
そのタイヤの周囲を掘り、地面の凹凸を慣らす事で脱出への糸口にします。
「手でも掘れるじゃん」
と思いますが、スコップの方が断然スムーズで、角や先端で氷を割る事もできます。
キャンプで砂袋を作らなければならない時にも役に立ちます。

我が家が選んだのは、これ。
キャプテンスタッグ
スチールFDスコップ(バッグ付き)
Amazoでポチり。
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とってもコンパクトですが、作りはしっかりしていて、バッグ付きなので車のトランクに入れっぱなしでもいい感じ👍

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最初は「どーすんねん」って思いましたf:id:sportsgutsmama:20220101171610j:image
スコップの首をねじると隙間がなくなりしっかり固定できます。

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柄の部分はバネを引きながら(押さえながら)固定します。

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ハイ、完成❗️
先端で氷が割れるとの口コミで四角形ではなく五角形型を選びました。

⑵ スタッグラダー

接地面を変えちゃえよ
砂、泥、雪等
引っかかりがなく滑る路面と接地するタイヤとの間に、大きな抵抗となるものを入れれば、滑りにくくなるのスタッグを脱出ちゃうんです。
なんか大袈裟な感じですが、コンパクトなのがあ
りました。

これです。
メーカー不明
スタッグラダー(脱出用ラダー)
Amazonでポチりました。
耐荷重の記載がある商品とそうで無い商品がありました。
Amazoのクチコミで「トラックに使った」とあったので、ちょっと冒険してみました。
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ハイエースは、片側&対角スタッグが問題なので2個セットを購入(一つ約3.5kgで約7kg)
まぁまぁ、重いんですけど、持ち手が付いているのでなんとかセーフ💦
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中には金属ワイヤーが通っているけど、広げたり直したりするのに力も要らず簡単です👍
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ゴムそのものなのか保護剤なのか、結構臭いがするのでビニール袋に入れて収納&積載www

スコップとスタッグラダーの合わせ技でさらに使い勝手がUP⤴️⤴️
強いて言うなら、「やっぱり大げさかなぁ。」って感じです〜

⑶  タイヤチェーン

説明不要の雪の定番
昔からある金属タイヤチェーンは安いのですが、振動や走行速度の制限が厳しいです。
また、ハシゴタイプ亀甲タイプがありますが、亀甲タイプの方がよく効きます。

非金属チェーンは、金属に比べると高価ですが、音や振動もマイルドになり、状況にもよりますが、40km/hくらいで走行できます。

最近のチェーンの脱着は車をチェーンの上に乗せたりジャッキアップする必要はなくすごく簡単なので、一度試しておけば慌てる事もなく、慣れれば2本で15分も掛からず脱着できますよ。
私も一人で脱着できますよ。

また装着後は一度ゆっくり動いてみて、チェーンの弛みや張り、タイヤハウス内で当たっていないか等を確認してから走り出しましょう👍

大切なのは
「そろそろ着けようか、もう少し行けるかな」
と装着時期を迷うのではなく、
「早めに着けておこう❗️」
ですね。

むかーし、雪山道のアイスバーンで目の前を走る4WDスタッドレスの車が横向きに滑っていましたが、ジャンボの実家のFFのミニバンのマツダMPVのノーマルタイヤに非金属チェーンを着けて、同じ位の速度で走ってもヘッチャラでしたね。恐るべしタイヤチェーン👍
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⑷ 車両保険

もしもの時の自動車保険
損傷自損事故による車両保険を付帯・見直し、免責額を上限として(等級プロテクト等は現在扱っている保険会社は無い)利用しやすい保険契約をする。
●雪の重みや落雪、雪崩などによる車の損害で車両保険を使ったら1等級ダウン
●雪でスリップするなどして単独事故を起こしたり人身・物損事故を起こしたりした場合で自動車保険・車両保険を使ったら3等級ダウン
●大雪等でのスタッグからの脱出のみでもロードサービスの対象となり得るのか確認しておく。

等を把握し、不明点は保険適用範囲ついてしっかりと確認しておくことで、不慮の事故等に慌てず冷静に対応できますよね。多分...。
(いざ自分がってなったらパニックかなぁ😅)

お守り代わりの保険ですが、賠償額や補償額によって人生を左右しますし、何もなくても毎年お金を支払っているのだから、適用に範囲についてはの確認は契約者の当然の権利なので気になったらすぐにした方がいいと思います❗️

 

5 まとめ

いろんな所に遊びに行っていろんな楽しい思い出を作りたいですが、 楽しい思い出を支える為の目的に沿ったリスク管理が大切なんですよね。

しかし、使用頻度が少ないものに過剰な装備は流石にもったいないとも思うので、低コストでもできるスタッグ対策とちょっとした知識で大半は解決できると思いました。

明日は我が身❗️
油断大敵❗️
備えあれば憂なし❗️

最後まで読んで頂いてありがとうございました😊
では、また〜(^O^)/

 

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