こんにちは❗️スポ根ママです(^o^)/
今、長男🐶は競泳で推薦入学した高校で、競泳&High School Life🏫を全身全霊で謳歌しています❗️❗️
記念すべき初コメントを頂き、調子に乗って彼のこれまでの競泳人生を親目線👀で振り返って記事にすることにしました。🏊
そんな今回は、シリーズの最後、中学生時代を思い出して記事にしたいと思います。
また、スポーツ推薦の気になるお話も分かる限りお伝えしたいと思います。
この記事の流れ
1 前回までのあらすじ
小学校高学年で念願の個人種目でのJO出場を叶えるも、ライバルとの差には大きな隔たりが残った。
また、先輩や仲間達が選手として区切りを付けて去っていく中で、自らも中学3年間を区切りの予感と感じつつ中学生へ。
2 コロナ禍と仲間
2019年12月初旬、中国武漢で新型コロナウィルス感染症が報告され、その後日本国内への流入し、瞬く間に市内での感染が拡大。
中学生になった2020年4月には、入学式もそこそこに、緊急事態宣言が発出され、スイミングスクールも長期休館の上、仲間とも会えず、ただ、オンラインで顔を合わせつつ、筋トレやサーキットトレーニング、ランニング等を飽きないように工夫しつつも孤独な練習が2ヶ月程続いていました。
緊急事態宣言が一旦終わり、泳げるようになってからは、泳げる喜びからモチベーションも高く、張り切って、ベストタイムを更新していました。
しかし、ベストタイムも伸びてはいるものの、JO夏•春も各都道府県下での通信大会や全中開催中止等、これまでとは違って気持ちをぶつける先が無くなったよう感じました。
ラクタブドーム(大阪府門真市)
記録的にも
Results of Japan Swimming
でのシーズンランキングでは、中学生で100位以下と成果は振るいませんでした。
一方で、身近な仲間が次々にプールを離れていく中で、長男🐶も担当コーチとのすれ違いから
「俺も水泳辞める。」
「辞めて他にやりたい事やってみる。」
等と言うと、当時の中学校の担任の先生にも真剣に相談していました。
私達も、本人の好きにすれば良いとは思っていましたが、うやむやなままで辞めるのでは無く、
・何が嫌なのか
・それをどうコーチに伝えたのか、伝えるのか
を「伝える力」を最後の課題と捉えて、長男🐶、コーチそれぞれと話をしました。
その結果、お互いの思いに気付き、以後は絶大なる信頼関係と共に、一日一日と限界を超えるハードトレーニングに取り組む事になりました。
この事が、長男🐶にとって人生のターニングポイントであったと思います。
ちなみに、
「毎日の練習がキツ過ぎて、グループ合同での合宿が緩すぎる」
と言うようになり“合宿が楽過ぎる”逆転現象が起きる程のハードトレーニングだったそうです。
3 中2【全中とJO夏春+α】
⑴ 全中
2021年の全中は、千葉県国際総合水泳場(千葉県)を会場に開催されました。
それまでに出ていた記録や、練習の経過から、
「上位が狙えるかも知れない」
とコーチから言われていましたが、それを試すべく、予選から全力アタック❗️
これが功を奏し、決勝へ進出しましたが、予選を流していた3年生の上位陣が、予想通り猛アタック。
流石に、これには引き離されての入賞🎖️
来年こそは❗️とリベンジを誓いました。
⑵ JO夏季大会
2020Tokyo Olympic(2021年開催)と時期が重なり、新しく出来上がったその会場となるアクアティクスセンターが、東京辰巳国際水泳場の直近に所在しているなどの理由から
ラクタブドーム(大阪)
での開催となりました。
13-14歳区分の14歳となる有利な年であり、善戦するものの、トップ選手には離されての入賞🎖️
これも悔しさが残る大会だったと思います。
⑶ JO春季大会
14歳でのラストレース
会場は、お馴染み東京辰巳国際水泳場。
レース展開は、数年ぶりのライバルとの直接対決
もはや、周りがどうとかは、見えていなかったように思います。
小学校低学年から競い合い、負けてもその背中を追い続けました。
また、合同練習や同じ合宿を通じて、仲良くなりつつも、互いの記録を意識し続けて来た二人。
遂に、大舞台でその二人が並び立つ事ができました。
ベストタイムで上回るライバル🐺
猛烈な勢いで伸びる長男🐶
息を飲む超接戦でしたが、「ベストタイムを捨てても勝ちたい」と勝負に徹したライバルに差されて負けてしまいました。
しかし、お互いに心躍る時間だったと思いました。
⑷ その他のレース
全中、JO夏季大会のタイムから、社会人も参加する大きめの大会にお声がかかり、出場。
周りは、高校生、大学生、社会人....。
見送る側として
「競(せ)るとかは無くて、出るだけかな」
「大きなレース経験をもらえて良かったね」
と勝手に決め込んで私達夫婦は中継されるYouTubeで応援。
一方、レース直前の招集会場では、
「えっ、中学生おる....」
と若干ザワついていたそうです。
長男🐶の方は
「ダメ元突っ込んで、一人でも多くの先輩を上回れば良し❗️❗️」
と捨て身覚悟のアタック👊
スタートと共にいつに無く速いペース泳ぎ、途切れる事なく泳ぎ切り、異次元の大ベストタイム❗️
そのままレースを終えて気分良く帰路に着来ました.....。
後から聞いた話で
最終日まで残っていれば表彰される予定
だったそうです....。が、帰っちゃったもんはしょーがない😓
4 推薦の動き
元々、スイミングスクールの先輩ママや長男🐶が直接先輩から、実際に高校へ通う中での苦労や練習への取り組み等を聞いて参考にしていました。
そして、そのお話の通り、中学2年の春のJOの時、長男🐶に数校の高校の担当の方から
「○○高校ですが、ちょっとお話できますか❓」
と声をかけてもらい、会場の外に出てそれぞれの高校から話があり、名刺を貰ったそうです。
その後、担当の方(先生)と我々保護者で話し合い(説明会)や長男🐶と日程を決めて学校見学、体験練習をお願いして足を運びました。
⭐️特に何度も確認したのが、次の3点でした。
①練習の主体はがスイミングスクールか学校練習か、また、そこに選択肢があるのか
②勉強のレベルや学内成績のボーダーライン
③競技支援と公休等の扱い
で、これらの確認内容をフィルターのように掛けていくと、自ずと答えが出ていたように思います。
ちなみに長男🐶は、
① スイミングスクールでの練習に専念
② 勉強は、競泳以外の進学もある程度望める基準で、かつ試験結果による競技活動制限を受けない(レポート、課題、提出物でカバー)
③ 平日朝練、夕練による日課時限への影響も考慮してもらえて、合宿や多くのレース機会とそれらが公休扱いになる
をベースとしました。
コーチ、選手との相性等もあると思いますが、まずはルール確認が重要だと先輩ママ達から教わりました。
今の長男🐶が競泳と学校生活を
伸び伸びと両立している姿
を見ると、本当に良い高校に通わせてもらっていると思います。
そして、最も気になる【優遇・支援】については、
中学3年生の大会(全中、JO夏季大会ぐらいまで)の結果
によって決まると言われました。
ちなみに、優遇・支援の区分は、だいたい
・全国大会決勝レベル
・全国大会出場レベル
・地方大会決勝レベル
だそうです。
さぁ、3年生になればいよいよレース結果が進路を左右する時が来ます。
5 中3【全中とJO夏春+α】
⑴ 全中
2022年、全中(全国中学校体育大会競泳競技)の会場は
セントラルスポーツ宮城G21(宮城県)
でした。
2022年3月の福島県沖地震の影響により、会場の50mプールの天井が崩落し、改修が間に合わないという事で開催が危ぶまれました。
開催中止も含めて日本中体連、日水連、宮城県実行委員会等が何度も検討した結果、25mのサブプールでの特別開催となりました。
大会記録、2022年度の日本水泳連盟ナショナル選手標準記録の対象大会とはなりませんでしたが、
開催してもらえる喜びと集まり競(きそ)う喜びは、レース結果とともに強く記憶に残りました。
⑵ JO夏季大会
東京辰巳国際水泳場(東京)で行われたJO
15-16歳区分の15歳で、年上格上とのレース
スイムパートでは、互角以上で泳ぎますが、ターンで帳消しと言う技術差を見せつけられ、最後は、スプリント勝負で差し切られての惜敗。
この惜敗から
・ターン
・ラストのスピード
と言う明確な課題が見つかったことは大きな収穫だったと思います。
この時に負けたのは、同じスイミングスクールの先輩でしたから、駆け引きを含めて、手の内を知り尽くされていたのも大きいかも知れません。
⑶ JO春季大会
最後の東京辰巳国際水泳場
8歳の初出場から、憧れや目標として存在していた場所で、多くのオリンピック選手を育てたこのプールが最後なのは、少し寂しい気持ちになりました。
得意種目では、中学3年間のと集大成となる目標タイムに到達する自己ベストを出せる事ができたので、自信と喜びを持って帰ってきました🎖️
他の種目では、15-16歳区分の15歳では、まだまだ届きませんでしたが、「高校に上がれば必ず....」とリベンジを誓ったのでした。
⑷ その他レース
中学生から社会人まで参加する国内ビッグタイトルレースに出場しました。
この大会でも
「え、中学生?」
とザワつきますが、当の本人は、知らん顔で紛れ込んでました。
レースでも、やはり格上相手に捨て身で渾身のアタック👊
念願の目標タイムを超える自己ベストをマーク⏱
過去最高到達点となりました❗️❗️
レース後には、あこがれの選手や有名選手と写真を撮ったり、話しかけてもらえたり、充実したレース体験だったと思います。
また、中3の初夏から始めた遠泳🌊では、遠い国の海でも泳がせて頂き、11年間通っていたにも関わらず、陽の目を見ずに辞めた英会話が、友達作りには少しは役立ったようです😓
やはり、格上の方と泳ぐと凄くたくさんの“学び”があるようで、その都度、大きく成長して帰って来ました。
6 まとめ
長男🐶の送った中学校時代の3年間は、すごく濃厚な時間だったと思います。
そんな時間も、結果も全て、絶大な信頼を寄せていたコーチの指導のおかげなんだとつくづく思います。
しかしながら、その担当コーチは、夏のレースシーズンが終わると、突然、退職されてしまいました😢
そんな担当コーチとの突然の別れは、長男🐶にとって、本当に辛い出来事にでしたが、それまでにいつも、
「一人のコーチに依存する事なく、コーチが変わっても、高いモチベーションで練習に取り組み、結果出すことが今後は求められるはず。」
とアドバイスを受けていたようで、本校へ移籍し、コーチの師匠である現在の担当コーチにお世話になり、今ではその出来事も試練として乗り越える事ができたようです。
理由が分かりませんが、我々が知ることのない深い闇が存在するんでしょうかね😱😱😱
長男🐶の経験は、漫画家すると売れるんじゃないのかと思えるほど本当に数奇な運命の選手・育成コースだったと思います。
これまで4回に分けて記事にしてきましたが、長男🐶水泳シリーズを読んで頂いた方々には、これからも応援をして頂ければ幸いです📣
いつもながら、順位も種目も出さないので、なんだか何度読み返してもモヤモヤした感じになりますが、最後までの読んで頂いてありがとうございましたm(_ _)m
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