こんにちはジャンボです(^O^)/
いよいよスキー・ボードシーズンもハイシーズンへと入りましたね
スノーボードグッズのメンテナンスは私の担当なので、今回はホットワックスを掛けるところを記事にしようと思います。
ただ、両手を使う作業の片手間に撮影した写真を載せているのでご了承下さい。
この記事の流れ
1 基本的な準備
まずは、作業環境の構築です。
作業台が常設されているわけもないので、ワックスがポタポタ落ちでも被害を押さえれるように現役引退したレジャーシートを敷き、スポーツ用品店で昔に購入したメンテナンス台を設置します。
次に板に付いているビンディングを外します。
この時に大きな損傷が無いかよく見ておきます。
ちなみに私の板は、体重、ブーツサイズ、ビンディングサイズの理由から『ワイド』を使っています。
乗り味としては、総じてターンの切り返しのモーションが大きくなり、特にショートターンやりにくいですが、ロングターンの安定感は心地よいですね(^_^)b
2 コツ(横着)
板一枚になれば、汚れを拭き取り、コタツの中に入れて板全体を温めます。
It’s a 横着.
温めることで、この後に行うワックス掛けの時に、ワックスが短時間で効率良く浸透し、作業がスムーズになります。
家族がいる時にはあまりできないのが正直なところです...。
コタツで板で温まれば、本格的に作業を開始。
写真には、パーツクリーナー(値段重視w)が写っていますが、本来はワックスリムーバーを使い、板の滑走面の古いワックスや汚れを拭き取ります。
結構汚れていました。
3 Let's HOT WAX!!
紫のサイコロがホットワックスです。
GALLIUM EXTRA BASE WAX
VIOLET(SW2075) -4℃〜+3℃
Amazon 905円
道具にこだわった方からの貰い物です😓
ホットワックスは、ロウソクのロウのように熱ですぐ溶けます。
まずは、ワックス用のアイロンに当てて、ポタポタポタを板の裏の全体に垂らし、アイロンで適当に広げていきます。
この時にいっぱい塗り込もうと欲張ってワックスを垂らしすぎても、あまり意味はないので、少なめが良い感じです。
写真では、多いくらいですね(^_^;
ここからがホットワックス本番です。
この時、自分の滑走スタンス(レギュラーとグーフィー)に合わせ前部から後部へ滑走時の進行方向を意識しながらとワックスを掛けます。
私の方法は、ワキシングペーパーに再度ワックスを少量垂らします。
先ほども板にワックスを広げましたが、ペーパーにも少しワックスを垂らしておくことでスムーズにワックス掛ができます。
⬇️写真左はどうみても多いですね。
(毎シーズン、一回目は多めになるという自分あるあるです。)
板の後部側の手でペーパーを持ち、前部側の手でアイロンを板に軽く押さえながらゆっくりと板の進行方向に沿ってワックスを掛けて行きます。
写真右では、ちょうど右方向にワックスを掛けていますが、親指で挟んでいるペーパーを右手持って軽く引きながら板後部へとワックスを掛けて行きます。
一枚のペーパーでは板の滑走面の汚れは取りきれませんので、ペーパーは何度か換えながらします。
また、1回目のワックスを垂らしたペーパーで一通りワックス掛できれば、2回目以降には、改めてワックスを垂らす必要なく、余分なワックスと汚れをペーパーにしみこませたり、なじませるように行います。
ちなみに私は、1回に3枚くらいペーパーを使ってワックスを掛けて行きます。
垂らし過ぎたワックスの無駄を省けばペーパー2枚でもキレイにできるかも知れません。
アイロンの温度ですが、熱すぎると板が変形等で損傷する可能性がありますので、ワックスの適正温度や、板の耐久温度、気温等からアイロンの温度を調整・管理する必要がありますが、アイロンにワックスを当てたところから煙りが出ていると熱すぎるので注意してください。
私は、シーズン前後は気温が低い事とさっさと終わらせたい一心でMAX設定です(^_^;
⚠️あくまで自己責任で❗️❗️
4 あと少し
ペーパーでのアイロン作業が終われば、板の温度が冷めるのを待ち、今度は滑走面を整えます。
この作業、ゴミの出る作業No.1なんです。
写真左のとおり、スクレイパーで余分なワックスをとり、凹凸を減らします。
写真右はさらに、ナイロンブラシで整えます。
硬めのナイロンスポンジでもOK
この時、いずれも滑走面時の進行方向に合わせて一方通行で行います。
写真左アイロン作業終了時
写真右ナイロンブラシ終了時
5 完了!!
完全な物好きシロートの我流ですが、毎年「やり遂げた感」と共にシーズンINしています。
見てのとおりかなり散らかるので、後はササッと掃除をして完了ですね。
今回は完全な自己満足の世界をお伝えしましたが、最後まで読んで頂いてありがとうございましたm(_ _)m
↑↑これ良いです。